初めて住宅展示場を訪れてから約1年半の時を経てようやく完成した我が家のWEB内覧会です。
今回はWEB内覧会第4弾!
お家の中で花形ともいえるリビング/ダイニングのご紹介をしていきたいと思います。
我が家は2階リビングのお家なので、
「2階リビングのお家って実際のところどうなの?」という部分も交えてご紹介していきたいと思います。
↓ 前回の記事(キッチン編)は以下からご覧になれます ↓
過去の記事でもご紹介してきましたが、基本的に我が家のコンセプトは「2階全振り」です。
家作りを始めた当初は2階リビングの間取りにする予定は全くなかったのですが、
ヘーベルハウスのセールストークを受ける中で、
2階リビングの明るさや外からの視線を軽減することが出来ることによる開放感といったメリットに魅力を感じ、家作りの方向性を変更しました。
このような経緯もあり、リビングは「家族みんなが一緒に快適に暮らせるような空間にしたい」という思いが強かったため、このようなコンセプトになりました。
それではいってみましょう!
リビング/ダイニングの基本情報
まずはじめにリビング/ダイニングの簡易スペックをご紹介します。
上記の写真は引き渡し直後なので殺風景にはなっていますが、
カーテンや照明、壁面の造作家具等、「自身で何とかできそうなものは自分でやって費用削減」スタイルで設計していたので、より殺風景さには拍車が掛かっているかもしれません(笑)
そして現在の様子がコチラ。
この写真を撮るために夫婦揃って”大片付け大会開催”と言っても良いほど、頑張って片付けをしましたが、あらためてこうやって比較をすると片付けを頑張ったとはいえゴチャゴチャしてますね…。
ここからは新居の紹介に加えて、
1年間住んでみての住み心地も含めてご紹介していきたいと思います!
ダイニング
ダイニングテーブルは壁付けではなく、周りを空けて配置しています。
また、このダイニングテーブルは新居用に購入したものではなく、義姉さんから「不要になった」ということでの頂き物ですが、床材の色合いと非常にマッチしていて気に入っています。
リビング学習が出来るように照明は調光式のダウンライトを設置
これはダイニングだけではなくリビングもなのですが、照明は調光式のダウンライトを設置しました。
ウチの夫婦の共通の考え方として、
「可能な限り、LDKにみんなが滞在するようなお家にしたい」というものがありました。
そのうちの1つに、子どもたちにはダイニングテーブルで宿題やその他の勉強をしてもらいたいと考えています。(親のエゴではありますが…)
そのため、食事の時には料理が美味しく見えるように電球色系の色に、勉強する時は手元をより明るく照らすために昼光色系にと、その場に応じて切り替えられるように調光式のダウンライトを設置しました。
結果的には大正解で、まだ子どもは勉強するような年齢ではありませんが、
紙で送られてきた色々な契約資料を読む場面であったり、家計簿をつけるためにデスクワークだったりと、大人でも昼光色の活用場面は意外に多かったです。
食事の時に電球色にするのは言わずもがなですね。
中には「調光式にしたけど色を変えることがほぼ無い」という方もたくさんいらっしゃいます。
(僕の姉がまさにそのパターンでON/OFFしかしないらしいです…)
ダウンライトの単価が調光式とそうでないものとでは値段に3倍くらいの差があり、うまくやれば節約ポイントにもなりますが、実際の使い方をイメージして選んで頂くのが良いかなと思います。
↓ 我が家が照明の色(色温度)を検討した時の記事はコチラからご覧になれます ↓
キッチン前にはマルチカウンター+自作の棚で収納量を確保
WEB内覧会 キッチン編でもご紹介したとおり我が家のキッチンはI型のキッチンを選択しているため、キッチンとの境界にはカウンターが存在します。
カウンター下には”マルチカウンター”という商品が入っていて、
天板上とその下のスペースは”魅せる収納”を、その下には戸付きタイプと引き出しタイプの収納があります。
色んな商品を買ったときに付いてくる保証書だったり、簡単な文具や医薬品など、意外とリビングに置いておきたいものって多いんですよね。
かといって、LDKに追加で収納を置くのもあまりスマートではありませんので、このような作り付けの収納があるととても便利です。(我が家はリビングに子ども用の3段ボックスを置いてますが…)
お家の設計当時は全く考えていなかったのですが、
住み始めてから「キッチンコンロ前の壁部分がデッドスペースになっているなぁ」という風に感じたので、家にあった端材で簡易の棚を自作しました。
自作とはいってもお家自体にビスを打ち込んでいるのではなく、
”ディアウォール”という木材を突っ張るようにして固定するパーツを用いているのでお家は無傷です。
(お家の設計当時は暮らし始めてからのDIYに対応できるように壁補強をたくさん入れていましたが、いざビスを打つとなると結構勇気がいるんです…。お金の無駄遣いという自覚はあります…。)
↓ 我が家はディアウォールを超愛用しています。超便利!! ↓
基本的にはモノを飾るスペースとして使用していますが、
スマートスピーカーであるAmazon EchoやSwichBotハブミニの壁掛けなどにも利用しています。
お家の設計当時から2つとも設置したいとは思っていたのですが、
具体的な設置位置は決めておらず、設置場所は決めかねていたのですが、壁掛けは周囲との干渉も少ないのでオススメです。(この方法なら自作家具にビス打ちするだけでお家は傷付けずに済みますしね)
↓ 我が家のAmazon Echo dotを壁掛けするために使用した器具はコチラです ↓
カウンター上には我が家唯一のペンダントライト
これはほぼキッチンなのでキッチン編で紹介すべきだったかもしれませんが…笑
”便利”という観点で言えばやはりメンテナンスフリー度でダウンライトに軍配が上がりますが、
どこかにはペンダントライトを吊るすことで空間をオシャレにしたいと考えていました。
悩んだ挙句、将来的にするかもしれない模様替えの影響を受けないカウンター上が一番適しているということでこちらに付けました。
実際に取り付けて点灯した様子はコチラ。
このペンダントライトはヘーベルハウスに取り付けてもらったものではなく、引渡し後に取り付けを行いました。(電気配線工事は電気工事士の資格を持つ父にお願いしました)
”明るさ”という意味では、正直キッチンとダイニングに設置しているダウンライトで十分なので、普段は点ける機会は少なく、両親や友人が訪ねてきた時くらいしか点けませんが、それでもやっぱり目線くらいの高さへのアクセントとなっていて個人的には気に入っています。
吊るす高さもある程度コントロールできますが、
少し低すぎたのかダイニングとキッチンで食器等のやり取りをするときに何度かぶつけてしまい、
既に少しヒビが入ってしまっています。気にしないキニシナイ(笑)
↓ ペンダントライトについて検討したときの記事はコチラからご覧になれます ↓
リビング
そらのまに隣接する大きなフォールディングウィンドウを南面に設置したので、日中は照明を付けなくても明るく過ごすことが出来ます。
(上記の写真は写真撮影用にダウンライトを点けていますが笑)
アクセントクロスは石調のものを採用して引き締め効果を
リビング奥には石調のアクセントクロス(サンゲツ TH30846)を採用しました。
欲を言えば、”エコカラット”というタイル状の壁材で飾りたかったのですが、
・価格が非常に高かったこと
・施主取り付けによる壁付けの家具家電との調整が難しかった
ことから、こちらのクロスを採用していました。
もちろん壁材を見る目が肥えている方からは一瞬で見抜かれてしまうと思いますが、我が家に遊びに来る人の中にそのような人はおらず(失礼?)、これまでも数人は「本物の石が貼られているのかと思った」と言ってくれました(笑)
テレビ&テレビボードは壁掛けにしてスッキリ&スマート!
この壁には壁掛けのテレビとテレビ台を設置します。
壁掛けテレビおよびテレビボードの壁付けは、引き渡し後に自身で実施しました。
テレビはIKEAのUPPLEVA ウップレーヴァという壁掛け金具を使ってSONYの55型である”KJ-55X9500H“を、テレビボードはIKEAの”BESTÅ/ベストー“という商品を取り付けました。
テレビ上部には未使用のコンセントパネル類が存在します。
こちらも本来は棚を取り付ける予定だったのですが、
「IKEAのベスト―があまりにも重すぎて怖い・デカくて無骨過ぎるので圧迫感が心配」という理由で妻からストップが掛かっています。
ただ、コンセントパネル類が露出しているままというのは不格好なので、いずれ手段を変えてでも隠せるような策を講じていきたいと考えています。
テレビ裏、テレビボード下には間接照明代わりにLEDテープをDIYで仕込みました。
電源にはスマートプラグを使用しているのでスマホから間接照明のON/OFFが出来るようになっています。
スマホから電源のON/OFFが出来るとはいえ、普段は面倒くさいので使用していませんが、
それでも子どもを寝かしつけた後にゆっくり映画を見たりゲームをしたりするときに使用すると一気に雰囲気が出ます。
ハウスメーカーに施工してもらうと数万円は掛かりますが、
ウチはやっすい商品で代用したのでスマートプラグを含めても5000円程度で実装できました。
もちろんプロではないので施工は荒いですが、間接照明はもともと見えないものなので全く気になりません(笑)
↓ 使用したLEDテープは以下です ↓
天井は折り上げ天井にしてシーリングファンを設置
リビングは一部分を折り上げ天井としていますが、
この折り上げ部分にのみ木調のアクセントクロス(サンゲツ RE51316)を入れました。
この部分は石調のところと違って、本物の木だと思った人は未だにいません(笑)
シーリングファンはオーデリックの”WF 802P1″という商品を取り付けました。
こちらもテレビ類と同様に引き渡し後に僕自身が取り付けを行いました。
ヘーベルハウスにて引掛けシーリングを取り付けてもらっていましたが、
本製品を取り付ける際は、結局器具本体を天井にビス止めが必要だったので、結構大変でした…。
ちなみに一部を折り上げ天井としたのは、シーリングファンとダウンライトの併設による明かりのチラつき防止が目的です。
折り上げ天井による対策の結果もあり、我が家の配置ではチラつきはありません。
↓ 照明のチラつき防止については以下をご覧ください ↓
余談ですが、
以前宿泊したとある施設でシーリングファンと別の照明の干渉でチラつきが発生している現場に遭遇しました。
長時間滞在する場所ではなかったのでそこまで苦痛に感じるほどではありませんでしたが、僕自身はかなり気になりました。もしもこれが自宅のリビングならかなりの苦痛だったと思います。
シーリングファンを設置する場合はかなり気を付けた方が良いポイントの1つかもしれません。
ソファには3役を見越してIKEAのソファベッドを
我が家は新居への引っ越しのタイミングでソファを新調しました。
IKEAのFRIHETEN フリーヘーテンという商品です。
普段は3人掛けのソファですが、座面を手前に出し、背もたれを倒すと、ダブルサイズほどのベッドに早変わりするという代物です。
我が家はこのソファに以下の3つの役割を担ってもらっています。
① リビングでくつろぐためのソファとしての役割
これは言わずもがなですね。
テレビが壁掛けということもあり位置が少し高いので、テレビを見る際にはソファでくつろぎながら見ています。(むしろテレビの高さをソファの座面から計算して設置しました)
② 子宝に恵まれた結果、僕達夫婦が主寝室から追い出されたときに使用するベッドとしての役割
②は将来的な可能性を見越したものです。
ウチの夫婦は深く考えずに「子どもは3人欲しい」と考えていますが、WEB内覧会 1階編をご覧頂ければ分かるように、子ども部屋は2部屋しかありません。(予算的な意味で無理でした…)
つまり、仮に3人子どもに恵まれたとして、全員に自身の部屋を要求されると僕たち夫婦は行き場を失うのです(笑)
ということで、そんなことになってもリビングで快適に寝られるようにソファにはベッドの役割も担ってもらうことにしました。
↓ 間取り検討中に考えた子どもの人数別の対応策の記事はコチラからご覧になれます ↓
でも、リビングにソファベッドがあると、それはそれで割と便利です(笑)
(別に部屋を追われたわけではありませんが、今でもたまに使います)
③ 大勢のお客さんが訪れたときのダイニングテーブル用ベンチとしての役割
お家作りの後悔ポイントなんかを検索すると
「お家の設計時は”来客時”をたくさん想定したけど、実際はお客さんが来ることってほぼない」
というようなのをよく見かけます。
新型コロナウイルスの影響もあると思いますが、我が家も「思ったよりも人って来ないね」と思ったうちの一人です。
ところが、我が家には既に確定しているイベントがいくつかあったのです。
それは子ども関係のイベントで特に我が家は息子のお食い初めというイベントを控えていました。
これは両親2人、義両親2人が来ることは確定していたので、我が家の夫婦も含めると6人。
それに対してダイニングチェアは4人分。
というようなときに、このソファベッドがベンチ代わりとして大活躍するのです。
ベッド状態にしておき、ダイニングテーブルをソファ側に寄せると、あら不思議!
6人掛けのテーブルに早変わりです。
もちろんソファベッド側は座りにくいですが、緊急時のピンチヒッターとしては十分すぎるくらいの働きです。
その後も1歳のお誕生日パーティだったり、友人が遊びに来てくれたときなど、意外と活躍してくれます。
窓辺にはカーテンと時計をDIYで設置
カーテンとカーテンレールは費用削減のために引き渡し後に施主取付という手段を選びました。
また、お家作りに向けて色んなインテリアアイテムを見ている中で「新居のリビングにはこの時計を付けたい!」と強く心に決めていた時計も引き渡し後に取り付けました。
その後の様子はコチラです。
カーテンはニトリのオーダーカーテンを、カーテンレールはニトリの伸縮レールを取り付けました。
(ぶっちゃけカーテン周りは後悔だらけです…。詳しくはこれだけで1記事にまとめます)
時計はコチラの両面時計を設置しました。
裏表の両方に時計が付いている、横壁にビスを打ち込んで固定するタイプの時計です。
公園とかに付いてそうなデザインで、シンプルなんだけどあまり一般家庭では見かけないタイプの形状に一目惚れをしてしまい購入しました。
ただし実はこれ致命的な欠陥があるんです。
お家の仕様決めの段階からこの位置にこの時計を付けるためにわざわざ壁補強も入れていたのですが、
なんとこの位置、ソファから時計が見えないんです…。
両面時計なので裏表は時計が存在するのですが、正面にはないので、正面から見ると時間が全然分かりません(笑)
リビング内で最も滞在時間が長いのはソファの上なのですが、ソファの上からだとちょうど見えないというのは致命的な欠陥と言わざるを得ません。
が、今のところは1歩出れば見えるので運用でカバーしているというのが現状です。
(もう壁にビス打って穴開けちゃったしね~w)
2階リビングの必須アイテム ドアモニター&遠隔ロック
2階リビングの最大のデメリットは何と言っても玄関が遠いことです。
外から帰ったときに両手が塞がっていたがために玄関ドアの鍵を閉められないということがよくあります。
リビングが1階であれば荷物を置いて玄関に戻ることも容易いですが、2階リビングとなれば道中に階段を挟むこともあって一苦労です。
そのようなときにリビングから玄関鍵の施錠が出来るのは非常に便利です。
その他にもインターホンに出てみると、知り合いだったのでそのままリビングまで来てほしい時、わざわざ玄関まで鍵を開けに行くのはやはり面倒です。
そのようなときでもドアモニター端末から玄関ドアの開錠が出来るとそれだけで手間の削減になります。
今どきのお家では一般的なアイテムになっていると思われるこの組み合わせですが、
2階リビングでは必須アイテムなので、2階リビングを検討される方は念のため確認しておかれた方が良いかもしれません。
上記の写真の他のパネルは太陽光システム(蓄電池含む)と給湯器のコントロールパネルです。
こちらについてはまた別記事で紹介したいと思います。
実質2帖分!超狭小の畳コーナー
リビング等の居室に隣接する形で設ける、いわゆる”なんちゃって和室”である畳コーナーを我が家も設けました。
畳コーナーとしては3帖分ですが、そのうち1帖は吊収納が設置されているので、畳を敷いているのはたった2帖という超狭小の畳コーナーです。
お家作りをする上で色んな方々の間取りの写真を見てきましたが、ここまで小さなものは見たことがありません(笑)。
畳はダイケンのフチ無し半畳サイズのものでカラーは灰桜を選びました(“清流”という商品名のものです)
気になる使い勝手ですが、1年使ってみての感想は「最高!作ってよかった!」の一言です。
畳のメリットはやはりそのまま寝転がれる。これに尽きます。
お昼寝したいときにそのまま横になることができます。
もちろん布団よりは固いので長時間寝るのには適しませんが、少しくつろぐ程度なら十分です。
また、布団を敷けば普通の和室に変わりありませんので、夜もしっかり眠ることが出来ます。
我が家は引き渡し時、夫婦と生後4か月の赤ちゃんの3人暮らしだったのですが、
この畳コーナーに布団を敷いて寝るという、いわばワンルーム生活を送っていました。
また、2帖という狭さのおかげか”おこもり感”の演出もあり、リラックスするスペースとしては極めて優秀です。
この辺りはフローリングと畳で境界線があることで、心理的に”生活スペース”と”リラックススペース”という分離が出来ているのかもしれません。
家作り中は「たった2帖の畳コーナーを設ける必要があるのか」をとても悩みましたが、
今は心の底から作ってよかったなぁととても満足しています。
まとめ
我が家のリビング/ダイニングの引き渡し直後と現在の写真を併せてご紹介しました。
引き渡し後に自身でDIYした部分も結構多いので、
単純なヘーベルハウスのWEB内覧会とは少し異なってしまったかもしれません(笑)
まだ正直、DIYで追加したい部分もあるのですが、時間や費用の関係で完成していない場所がいくつかあります。その部分については完成したら改めて追記したいと思います。
いかがだったでしょうか。
夫婦ともにオシャレには疎く、華やかさもないので、インパクトとしてはあまり強くないですが、
その分、リアルな部分をお見せできたのではないかと考えています。
本記事がここまで読んでくださった方に少しでも参考になれば幸いです。
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