【WEB内覧会②】ヘーベルハウスで建てた我が家をご案内 ~1階編~

お家作り
とくすけ
とくすけ

みなさん、こんばんは!
とくすけ(@tokunaralife)です。

2020年2月にヘーベルハウスと契約を結び、2021年6月に30坪程度の小さなお家が完成しました。
我が家の体験を基に住宅メーカー検討から完成までを綴っています。
僕たちが考えたことや悩んだこと等を事細かに記載していますので、よろしければご覧ください。

初めて住宅展示場を訪れてから約1年半のときを経て完成した我が家のWEB内覧会です。
今回はWEB内覧会第2弾ということで、我が家の1階部分のご紹介をしていきたいと思います。

↓ 第1弾の外観編はコチラからご覧になれます ↓

我が家は2階リビングのお家なので、1階部分は主寝室と子ども部屋がメインになります。

小さなお家なのでご紹介できるポイントはそう多くはないのですが、
良ければ最後までご覧頂ければと思います!

それではいってみましょう!

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我が家の簡易スペックと1階の間取り

まずはじめに我が家の簡易スペックと1階部分の間取りをご紹介します。

・ヘーベルハウス CUBIC(1911仕様)
・1階部分の延床面積 約14坪

とくならハウスの1階間取り

間取り図をご覧頂くと分かる通り、1階部分の廊下は玄関から階段までUターンするかのような複雑な形状になっています。(間取りの希望を実現するためには仕方がありませんでした…)

ただでさえ14坪という狭いスペースにもかかわらず、
迷路じみた廊下に加えて、居室を3部屋、トイレや手洗い場、シューズクロークといった、近年では一般的になっている場所を全部設けたため、全体的にかなり狭くなってしまいました…。

上記の間取り図には家具が入っていますが、
これから公開する写真は基本的に引き渡し直後のため家具は入っていませんがあらかじめご了承ください。
(というか、1階は引き渡しを受けてから約1年経った今もまだ使っていないので家具は入っていません笑)

では、さっそく玄関から順番にご紹介していきます!

玄関・シューズクローク

まずはお家の顔でもある玄関からシューズクロークに掛けての様子からご紹介していきます。

玄関戸

玄関ドアは15巾 片開きの”スリットブレス”というものを選択しました。
ドア本体のカラーはポートマホガニーで、サッシ部分は黒色です。

ドアの両サイドには縦長の霞ガラスが入っており、玄関内に外の光を取り入れることが出来ます。
中央の縦格子状になっている部分は、室内側に縦すべり出し窓が付いており、玄関ドアを開けずとも風を取り込むことが出来るようなタイプです。

室内側からの採風窓を開けた時の様子

この玄関ドアを選んだことによって採光・採風の両方が出来るため、玄関内に窓は設置していません。
玄関には別途センサーライトを設置しているため、採光については無くても問題にならなかったかもしれませんが、採風に関しては幅こそ小さいものの、縦に長いこともあってか結構風が通るので、空気がこもりがちな玄関にはピッタリだったと感じています。

ドアロックシステム

リモコンキーは5個付いてきました。(ストラップはキーケースに付けるためにセリアで購入しました)

カギは電気錠で、リモコンキーを所持した状態で玄関ドアに付いているボタンを押すと、施錠・開錠が出来る仕組みになっています。

月並みな意見で恐縮ですが、やはり玄関前でいちいちカギを出して回すという作業が無いのは非常に快適です。
”ボタンを押す”という手間は存在しますが、我が家の使い方として「子どもを抱っこしながら両手に荷物を持っている」というシーンはかなり多く、ポケットあるいはかばんの中にあるカギを取り出す手間が省けるだけで非常にラクになりました。

リモコンキーを所持した状態で玄関ドアに接近すると開錠することができるという”ノータッチモード”にも設定の変更で可能になっています。
施錠はドアが閉まると自動的にオートロックが掛かるのですが、逆にリモコンキーを持たずに外に出てしまうと簡単に締め出しを喰らうことになるため、担当営業も「推奨しない」とのことだったので我が家では使用していません。

ネット上で「リモコンキーのデザインがダサい」という意見を見かけましたが、リモコンキーという特性上、そもそもかばんから出す機会が無いので、個人的にはあまり気にしていません。

L字型の上がり框

我が家の玄関内。L字型の上り框が特徴。

我が家は
・広い玄関スペースを確保することが難しかった
・シューズクローク内からも廊下への通路を設けたかった
といった都合上、L字側の玄関框を設けました。

旅館や住宅展示場サイズの大きなお家のような広い玄関があるようなところはともかく、我が家のような狭い玄関のL字型框は、夫婦2人とも見たことがなかったことがなかったため、少しチャレンジな仕様ではあったのではありましたが、住み始めてから約1年間の間では特に不満要素はありません。

むしろ、框の段差昇降の際に壁に手を付くことが出来るので、
手摺が無くてもスムーズに上り下りすることが出来るというメリットがありました。(笑)

現段階で想定している懸念は、家族が増えた際に靴を脱ぎ履き出来るスペースが少ないことによる渋滞の発生ですが、そこはこれから見ていきたいと思います。

シューズクローク

← 玄関側から見たシューズクローク : 廊下側から見たシューズクローク →

続いてシューズクロークですが、こちらには壁掛けの可動棚収納を設けています。
玄関を少しでも広く見せるために我が家は靴箱を設置していないので、この棚が靴置き場になる想定です。
引き渡し段階ではシューズクロークの1辺にのみ可動棚を設置しましたが、
将来的に他の壁にも増設する可能性を見越して、シューズクローク内の全ての壁に補強を入れています。

玄関-シューズクローク間はドアで閉じることが出来るようになっています。
廊下-シューズクロークにドアは設けていませんが、こちらは後日ロールスクリーンを設置して目隠しできるようにする予定です。

いずれも来客時を想定しての設置ですが、
我が家の来客の頻度はそう高くないので基本的には空きっぱなしになる予定です(笑)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC08229.jpg
シューズクロークのクロス

前述の通り、シューズクロークには視線の遮蔽物を設けていることから、
完全にファミリースペースの扱いとしており、クロスは遊び心を入れてスヌーピーのクロス(サンゲツ:RE51571)を採用しました。

現在のシューズクロークには靴以外だとベビーカーや三輪車など主に子どもグッズが置かれているので、スヌーピーの可愛いクロスと相性がマッチしていてイイ感じです。

居室(主寝室・子ども部屋)

我が家は2階リビングのお家なので、僕たち夫婦の主寝室および子ども部屋は1階に設けました。

引き渡し時点では夫婦2人+生後4か月の息子の3人だったため、
就寝時は2階のリビングに布団を敷いて寝ており、1階の居室はほぼ使い道がなく、ベッドやデスク等の家具も購入していません。

冒頭でも記載した通り、家具が全く入っていない状態でのご紹介であることをあらかじめご了承ください。

夫婦の主寝室

冒頭の間取り図では6帖と記載していますが、そのうちの1帖はクローゼットとなっているため、部屋として使用できる実質の面積は5帖なので、かなり狭い部類の主寝室だと思います。

主寝室にはA1521LGというベージュっぽいクロスをベースに、窓側のみA1521DBという濃い茶色のアクセントクロスを入れました。
主寝室は”寝る”以外の使用目的は無いので、全体的に落ち着いたカラーリングにしていましたが、ほぼ期待通りの仕上がりです。

クローゼットを開けるとこのような感じになっています。
別アングルからの様子。こう見るとやはりかなり小さい部屋という印象です。

将来的にはテレビの設置を予定していますが、もちろんテレビ台を置けるようなスペースは存在しないので、設置するにしても壁掛けの予定です。
そのため、電源コンセントとTVアンテナ&LANコンセントはフローリングから1mのところに付けました。

別アングルからの様子。写真右上は設置前のエアコン配管です。

ただし、間取り作成の段階では購入予定のベッドサイズが決まっていなかったことや、家具のレイアウトは使いながら見極めたい、という思いがあったので、テレビの壁掛け位置も2パターン用意するため、電源コンセント+αを部屋の2辺に設置しました。

実質5帖という超限られた主寝室もなかなかチャレンジな作りですが、家具のレイアウトも含め実際の使用感については今後生活しながらレポートしていきたいと考えています。

子ども部屋×2

我が家の子ども部屋は、個室を複数ではなく大部屋を1つ、というものです。
大部屋へのドアを2つ設け、将来的には中央部分に可動式の収納家具を設置することで2つの部屋に区切る計画です。

部屋のサイズは全体で9帖となっており、真ん中で区切った場合は4.5帖の部屋が2部屋出来ます。

ただし、この部屋には既設の収納が存在しないので、間仕切り代わりに設置予定の可動収納家具が唯一の収納となります。
可動収納家具のサイズは2帖のほど必要なので、
( 9帖 – 2帖 ) / 2部屋 = 1部屋当たり3.5帖と超激狭の子ども部屋になっています。

可動収納家具のイメージ (ヘーベルハウス インテリアカタログより)

子ども部屋には「最低限、ベッドと学習机くらいは必要かな」と考えていますが、これすらロフトタイプのシステムベッドにでない限りはなかなか難しいのではと思います。

「こんな狭い部屋では子どもがかわいそうだ!」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、
ウチの子どもに対しては「悔しければ自分で稼いで大きな家を建ててください」というスタンスです(笑)

別アングルからの様子。

現在はまだ区切る必要がないため、可動収納家具も購入しておらず、1つの大きな部屋として使用しています。

子ども部屋を子ども部屋として使用する期間というのは、長い人生のうちのたった20~30年ほどなので、それ以降は夫婦の趣味部屋として活用する等、使用用途を広げておきたかったというのが、この部屋の一番の設計思想です。

その他(押入れ・手洗い場・トイレ)

最後は玄関・居室以外の1階部分をご紹介していきたいと思います。
「クネクネ曲がった廊下」というのも我が家の大きな特徴の1つではありますが、廊下を紹介できる部分も無いので、押入れ、手洗い場、トイレをご紹介します。

押入れ

← 押入れの戸を開けた時の様子 : 締めた時の様子 →
(壁に張られているテープは壁の養生によるものです)

普通の押入れです(笑)
引き渡し時には補修用の壁紙が収納されていました。

収納内の床および天井には点検口が付いています。
一般的に点検口は収納等に隠すのが良しとされていますが、定期点検の際には周辺を整理する必要があるので、案外一長一短なのかもしれません。
我が家は夫婦ともに整理整頓が苦手なので、おそらく点検の際は荷物を全部引っ張り出すことになるんだろうというのが簡単に想像できますが、そういう人はあえて”廊下に露出させておくのが正解”というパターンもあるのではないかと思う今日この頃です。

ちなみに押入れの左側には主寝室のドアがありますが、このドアは諸般の事情により外開きのドアなので、押入れの戸が開いていると干渉します。
住み始めて数か月で何回かぶつけたので破壊する日もそう遠くないかもしれません(笑)

手洗い場

我が家は1階にも手洗い場を設けました。

”手洗い場”といえば洗面所をイメージされる方が多いと思いますが、洗面所というと今度は脱衣所とセットになるパターンが多いのではないでしょうか?
我が家のお風呂は2階リビングした都合で2階に位置するため、もちろん脱衣洗面所も2階にあります。
このままだと外から帰ってきて、そのまま子ども部屋あるいは主寝室に入りたい場合に「手を洗うためだけに2階に上がる」というえげつない生活動線が出来てしまうため、1階にも手洗い場を設けました。
(あと単純にお客さんを脱衣洗面所という超プライベートゾーンに入れるのはどうなの?という気持ちもあります)

引き渡し時点の手洗い場

TOTO ベッセルタイプの手洗いカウンターを設置しました。
ミラーと照明は妻の好みに合うものがヘーベルハウスカタログからは見つからなかったため、引き渡し後にDIYで設置することにしました。

ベッセル式の洗面ボウルは水受けの部分が小さいこともあり、少し回りに飛び散ってしまうという面では実用性に欠ける部分がありますが、この部分に関してはデザイン先行で選んだ感があります。
実際に使ってみると確かに飛び跳ねは起きますが、カウンター部分は耐水性素材ということもあり、サッと拭くだけでキレイに使うことが出来ます。

洗面ボウル周りの壁にも水が跳ねることを想定してLIXILのインテリアモザイク(IM-25P1/NY503)を設置しましたが、これはデザイン面でも実用面でも良かったです。

手洗い場の施主取り付け

ミラー&照明取付後の様子

ミラーはIKEAのLANGESUND ランゲスンド(904.466.24)を取り付けました。(2022年5月5日現在 販売終了になっていました…)
ビスを1本差して引っ掛けるだけなので、壁に補強さえ入っていればどなたでも比較的簡単に設置することが出来ます。

照明についてはBBW-001という商品を取り付けました。

この商品は一般的な照明の引掛けシーリングによる取付ではなく、
電源ケーブルをそのまま照明器具に結線しなければならないものなので、取り付けには電気工事士の資格が必要です。
(とはいえ、ブレーカーを落としてプラス/マイナスのケーブルを繋ぐだけなので、小学生レベルの理科の知識があれば可能と言えば可能だったりします…)

電球は偶然手元にあったものを使用したので少し明る過ぎるのですが、
エジソン電球なんかがあればもっとオシャレな感じになるのではないかな~と思いつつ、まだ出来てません…。

トイレ

我が家はトイレは1階と2階の両方に設けましたが、ここでは1階のトイレをご紹介します。
ベースクロスは主寝室と同じベージュカラーのA1521LGに、アクセントクロスは茶色に模様が入ったような柄のA1352DBというクロスを入れました。

1階には前述した立派な手洗いを作ったので、基本的にトイレ使用後は1階の手洗い場を使用することを想定しており、トイレ内には手洗いを場を設けていません。

これが影響している部分もあるかもしれませんが、トイレ個室は1帖分ありますが少し広過ぎたかなという印象を受けています。
ヘーベルハウスから提案されるトイレのサイズが基本的に1帖分だったので、特に深く考えずに1帖取っていましたが、もし長辺を30cm程度削って他のスペースを有効活用できるのであれば、積極的に削っても良いかなと個人的には感じました。
(ただし、夫婦ともに健常な20代なので、障害があるケースや老後については分かりません…)

まとめ

我が家の1階部分をご紹介しました。
記事内でも触れた通り、我が家の基本的な設計思想は「2階全振り」なので、1階部分はご紹介できる部分が少なかった感は否めませんが、いかがだったでしょうか?

過去の記事もセットでご覧頂いている方は、実際の部屋のサイズ感や壁紙や間取りの雰囲気を感じ取って頂けたのではないかと思います。

参考になる部分があれば、色々盗んで活用して頂ければと思います!
ここまでご覧いただいた方へ少しでも為になっていれば幸いです。

↓ WEB内覧会 まだまだ続きます ↓

本日もご覧いただきありがとうございました。

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