世間を脅かす新型コロナウイルスによる影響が経済にも大きく出ています。
緊急事態宣言発令のタイミングで大暴落したと思ったら、その解除と共に徐々に元の数字に戻り、感染者数がまたちょっと増えて第2波の雰囲気が出るとまた下がって…。
僕は投資家ではありませんが(貯蓄としての投資信託は少ししていますが)、
この日経平均の乱高下は必ず僕達の一般生活にも影響を及ぼしてくるのではないかと考えます。
我が家においてこれが大きく影響を受けると考えられるのは、
そう、住宅ローンです。
今日は我が家の住宅ローン選びについて書いていきたいと思います。
ハウスメーカー契約時の住宅ローン検討
我が家が住宅メーカー検討を行ったのは2020年1月~2月のことでした。
当時は新型コロナウイルスが中国で爆発的な感染拡大、日本国内でも少しずつ出始めたと思ったら、日本に停泊中のダイヤモンドプリンセス号で集団感染が起きた、くらいのタイミングでした。
正直、新型コロナウイルスの脅威を舐めていた頃です。
見積もりと共に提示される月々の支払金額
ヘーベルハウスに限らず、どこの住宅メーカーでも同じかと思いますが、
見積書には支払金額と共に、ローンの借入金額、月々の支払目安金額が記載されています。
ヘーベルハウスの場合は、ヘーベルハウスと住信SBIネット銀行が提携する”Hiローン”でローンを組んだ場合の金額を提示してくれました。
Hiローンに限らず住信SBIネット銀行さんの住宅ローンは金利が非常に安く、
僕たちが検討していた2月時点では変動金利で0.415%と超低金利でした。
そのため「月々の支払額(ボーナス支払いも含めて)がこの程度なら大丈夫だろう」と契約をしてしまいました。
お家検討を進めていく中で
ヘーベルハウスと契約を結び、実際に間取りやオプション等を検討すると、契約時の見積もりよりも100万~200万程度増えてしまいます。
正直、僕達の収入ではヘーベルハウスは少し高級な部類で、契約金額ですら結構ギリギリだったのですが、さらにそこから増えると大きな痛手を受けます。
融資条件は奨学金の全返済
僕は大学進学の際に奨学金を利用しており、180万円ほど支払いが残っているのですが、打合せを進める中で営業担当から「Hiローン 金利 0.415%で希望金額のローンを組む場合は、奨学金を全額返済していただきたい」という申し入れがありました。
つまり、当初支払う予定だった頭金に奨学金返済の180万円がプラスされるということです…。
金利0.415%の住宅ローンを借りるために、金利0.16%の奨学金を返済する、ってどういうここと…。
ちなみに「奨学金返済しないとどうなるか」と聞いたところ、銀行からの融資金額が340万円減るとのこと…。
そんなの契約時に聞いてないよ…。
とりあえず奨学金返済の目途は立っていたので、奨学金返済を前提に事前審査を依頼することに。
事前審査の結果
さらに結果は苦しいものでした。
0.415%の金利とする場合、当初の借入希望額から600万ほど減るとのこと…。
当初の借入希望額とする場合は金利を0.6%が条件という回答が返ってきました。
もしかして僕の信用情報に黒があったのかな…と思うレベル。
金利が0.2%上がると、月々の支払額は数千円程度しか変わりませんが、総支払額に換算すると数百万円の差が出てきます。
もちろん見積書にも金利は反映されていますが、
オプションの追加費用を除いても、金利の変動によって大きく変わっています。
我が家の現状
ここまで金利が変わってくると、そもそもの前提条件も大きく変化するため、借入先の再検討も含めて考える必要があります。
というのが我が家の現状です。
もちろん変動金利を選ぶ以上は金利の変動リスクを考えてしかるべきですが、
借入時点で契約時と大きく異なるのは正直かなり痛手です。
だれが悪いのか…。う~ん、それはおそらく僕なんだろうなぁ(笑)
まとめ
僕が経験してみて分かったのは、
「住宅ローンは審査に出してみないとマジで分からない」です。
契約時に営業さんが言う、借入れや融資の話はあまり信用しちゃいかんと思いました。
当然、その結果で算出される月々の支払額にも注意が必要みたいです。
ネットで他の方々の例を調べてみていても「事前審査は通ったけど本審査で落ちた」なんて声もチラホラ見かけたので、事前審査だけでなく本審査も出してみないとマジで分からないのかもしれないです。
にしても、契約時に出してきた見積書に大きな誤りがあった、としてなんとかならないのかな…。一般消費者が明らかに不利な気がするんだけど。
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それでは、また!
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