今日は新婚旅行6日目、ルーヴル美術館からのパリ自由観光について書いていきたいと思います。
翌日7日目は飛行機に乗るだけ、翌々日8日目の朝に関空到着で解散なので、今日が実質最終日です。
― 前日(5日目については以下に記載していますので併せてご覧ください。) ―
それではいってみましょう!
世界最大級の美術館 ルーブル美術館へ
AM 6:30頃に起床し、ホテルのバイキングで朝食を済ませ、AM 8:00頃にホテルを出発し、ルーヴル美術館へ。この日は朝から雨がどしゃ降りでした。
ルーヴル美術館へはバスでそのまま地下駐車場へ入り、雨に降られることはありませんでした。
ルーヴル美術館にも入館時には手荷物検査があります。
ここで注意すべきはモンサンミッシェルの時と同じく、荷物のサイズです。
ただ、モンサンミッシェルとは違って、近くに無料のコインロッカーがあるので荷物がある場合は預ければOKです!
教科書で見たことがある美術品のオンパレード
僕はハッキリ言って美術には詳しくありませんし、芸術に感銘を受ける感受性も持ち合わせていません。
ですが、「あ!これ歴史の教科書でみたことある!」のオンパレードだったので、
それなりに楽しむことが出来ました。
もちろん、美術品の名前や作者、作品がもつ背景等を知ってる方が楽しめることは間違いありません。しかし、知識がない僕でも楽しめたので比較的万人受けするスポットだったように思います。
ルーヴル美術館へ入るとまず目に入るのが、有名なこのガラスの逆さピラミッド。
このモニュメントの真下には???
(ダ・ヴィンチ・コード をご覧になられてからルーヴル美術館へ来るとより楽しめます)
約2300年も前に作られた作品で、作者も分からなければ作品の全容も分からないのに、未だに人々を魅了する作品です。実際目の当たりにするとやはり見入ってしまう何かがあります。
ちなみに映画 タイタニックで有名な、船の先頭で両手を広げるポーズのルーツはこのサモトラケのニケなんだとか。
作品の一部が欠けることで、返って作品の魅力を上げている美術品がもう一つあります。そう、ミロのヴィーナスです。
経緯は忘れていましたが、僕が何かのときに一発ギャグと称してミロのヴィーナスをしたことがあり、以来、この新婚旅行でこの写真が撮れるのをずっと楽しみにしていました(笑)
僕がこの写真を撮っているのを見ていた修学旅行中とみられる学生が、となりで真似し始めていましたが、みんな腕の位置は思い思いのポージングを取っていたことから、この作品の良さはこれか!と改めて強く感じました(すっとぼけ)
もはやルーヴル美術館そのものが美術品
ルーブル美術館は約35000点の美術品が展示されているため、美術館自体の大きさもハンパではありません。ちゃんと見ようと思うと、1日ではとても見切れないほどのボリュームです。
ですが、僕が驚いたのは細部のディティールです。
飾られている美術品だけではなく、床から天井に至るまでびっちりとこだわられています。
全てが歴史的・美術的に価値があるものであるのかどうかは分かりませんが、
すごく細かい彫刻や絵で埋め尽くされています。
思わずぼーっと口を開けて見上げてしまいます。
美術品と言えば、壁に飾られる絵画や、床や台において展示される彫刻等だ、という先入観が僕にはあったのですが、彼が「上を見ろ」と勧めてくれたおかげでよりルーヴル美術館を楽しめました。
見たかった絵画 ベスト3
僕がルーヴル美術館に来たからには見たかった絵画ベスト3をご紹介します。
【第3位】ナポレオン1世の戴冠式
結論、工事中のため実物をお目にかかることは出来ませんでした。
ルーブル美術館は館内の工事や、世界各地で行われる展示会への貸し出し等で不定期にこういったことがあるとのこと…。
【第2位】モナ・リザ
世界一有名と言っても過言ではないレオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナ・リザ。
”思ったよりも小さく、なんかガッカリする”という前評判を聞いて行きましたが、
確かにすこし小さめです。(他の絵がデカすぎるだけかもしれませんが…)
過去に盗難や数々の被害にあったこともあり、警備は厳重でフェンスがあり5mくらいまでしか近寄れません。
【第1位】民衆を導く自由の女神
1位の選出理由は特にありません!
ただ中学高校のときの美術か歴史の教科書で見たこの絵が「カッコいい!」と僕を惹きつけたからです(笑)
せっかくなのでこの絵の前で夫婦のツーショットを撮りました。
パリの自由観光へ
午前中いっぱいかけて急ぎ足でルーブル美術館を周り、ツアー客みんなで昼食を頂いた後はパリでの自由観光です。
朝はどしゃ降りだった雨も、僕たちの自由観光がはじまる昼前にはやんでおり、天気運には恵まれていたように感じます。
昼食は日本でも有名なアンジェリーナへ
こちらのお店で有名なのはなんといってもこちらのモンブランです。
僕はもともとモンブランが大好きなのですが、このアンジェリーナがモンブラン発祥の地ということを聞いてとても楽しみにしていました。
正直むっちゃくちゃ甘いです。
甘いものは苦手、というわけではありませんが、このモンブランは熱くて濃いブラックのコーヒーがセットでなければ食べれません。
個人的には日本の日本人に合ったモンブランが良いかなと…(笑)
火災によって一部が焼け落ちたノートルダム大聖堂
2019年4月15日(新婚旅行の約2か月前)に火災が発生し、屋根の一部分が焼け落ちてしまったノートルダム大聖堂を見に行ってきました。
完全な姿をお目にかかることが出来なかったことは残念ですが、珍しい姿を見ることが出来たとプラスに考えています。
僕が訪れた当初は周囲が完全にゲートで囲まれており、これ以上近づくことは出来ませんでした。
ちなみに、ノートルダム大聖堂の火災発生以降、僕たちのような観光客が周辺に増えたため、スリも増えたそう…。
パリの象徴 エトワール凱旋門
いつか来たいと思っていたフランスの凱旋門です。僕は実際にこの地を訪れるまで知らなかったのですが、第一次世界大戦の戦没者のお墓でもあったんですね。
この凱旋門の周りには、一周まるごとぐるりと車道があるため地上からは入ることが出来ません。地下通路を通って行きます。
するとそこには長蛇の行列が…。
20分程待ち、地下から地上に上がる階段の直前に凱旋門のチケット売り場があります。
チケットを夫婦分購入して上がった先にはまた長蛇の列…。
凱旋門はチケット購入の待ち列と、凱旋門に入る待ち列の2種類が存在します。
凱旋門に入る待ち列の先にはこれまた手荷物検査があります。
ここでも荷物サイズの制限がありますのでご注意ください。
勝手に凱旋門に上がるのはエレベーターだと勘違いしていましたが、実際は超長い螺旋階段です。これは荷物制限を設けるのもなんとなく頷けますね…。(実際はテロ対策ですが)
階段を上る体力もそうなんですが、
僕はどちらかというと目が回ってしまった方がキツかったです(笑)
階段の道中には座り込んで休んでいる人もたくさんいたので、体力のない方でも「登りきるぞ!」という強い意志があれば大丈夫だと思います。
パリの街は凱旋門を中心に12本の大きな通りが放射線状に延びています。
つまり、凱旋門の上からは自分を中心に道路が広がっているように見えるのです。
「オ~シャンゼリ~ゼ~♪」とついつい口ずさみたくなります。
道路の先に見えるのが、ルイ16世やマリーアントワネットが処刑されたというコンコルド広場、さらにその奥に見えるのがルーヴル美術館で。
僕たちは時間の都合上、見ることは出来ませんでしたが、凱旋門の上から見るパリの夜景も絶景とのことなので、パリに行かれる方はぜひご覧になれればと思います♪
新婚旅行 最後の夕食は2人でお店に
新婚旅行の最後の難関は、2人でパリのお店に入ってメニューを注文し、お会計をして無事に帰る、ということでした。
これまではずっとツアーで添乗員さんと一緒に入って食べてましたが、最後は誰の助けも借りずに頑張らなければなりません。
レストランでしっかり食べる、という勇気は僕たちにはなかったので、オープンな雰囲気のところで軽食を簡単に、を目標に定めました。
ホテルのWi-Fiを使ってGoogle先生に教えを乞った結果、
「サン・カラント・ドゥ・クレープリー・コンタンポレーヌ」というクレープのお店を選びました。口コミでは美味しいと高評価のお店です。
宿泊していたホテルから徒歩で10分程度のところにあります。
僕たちが到着したころには満席で、ちょうど空いたところに待たずに座れたという感じです。
日本ではクレープと言えば、クレープ生地にフルーツやクリームが巻かれているのが一般的ですが、ヨーロッパではクレープはお皿に置いて食べるのが一般的だそうです。
勇気が無いので本格的なお店には入れないけど、せっかくなので少しでも海外気分を味わいたいという両方取りのお店チョイスだったのではないかと思います。
このお店ではメニューに英語も書かれていたので、妻はチョコやバニラなど、美味しいこと間違いないメニューを頼みましたが、僕は店員さんに「What’s the most popular dish?」などと拙い英語で人気メニューを聞いて注文しました。
気になるお味ですが、僕の方も普通に美味しかったです!
比較的手軽な食事ですので絶品!というわけではないですが、満足できるお味でした。
最後は問題のお会計とチップです。
日本と同じように、食事と一緒に合計金額が記載された伝票を持ってきてくれたので、
(正確な金額は忘れましたが)ちょっと多めのキリのいい金額を出し、おつりを持ってきてくれた時に「It’s a tip! Thank you!」と言ったら、笑顔で「メルシー」と言われました。
日本には馴染みがないチップの文化ですが、やはり海外に行ったときには海外の文化に従うべきだと僕は考えています。
ですから、不慣れでかつほんの小さな金額ではありますが、自分でチップを渡せたということにすごく感動をしました!
少しボケてしまっていますが、現地時間 21:20でこの明るさです。
高緯度なだけあって、夏場は非常に日が長く、感覚が狂ってきます。
この日は他に紹介しきれないほど多くの観光地を巡り(外から見ただけが多いですが)、
たくさん歩いて疲れ切っていたこともあり、この日はもうホテルに帰ることにしました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
僕たちの新婚旅行はこうして幕をおろしました。
夫婦ともに海外に行ったことが無く、英語すらまともに話せませんでしたが、こうして無事にイタリア・フランスの旅を満喫することが出来ました。
よく「海外にいくとモノの見方が変わる」という話を耳にしますが、これには僕も共感しました。全く違う風景や人種、そして文化。自分が生活してきた場所がいかに大きなものの一部だったかということを知らされました。
海外への憧れが増した!とまでは言いませんが、自身の知見を広めるための海外旅行はとても素敵だなと思いました。
またいつか妻と一緒に海外旅行に行きたいなと思います。
本日もご覧いただきありがとうございました。
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それでは、また!
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