以前、「間取り図に書かれている家具レイアウトには意外と注意が必要?」という記事を書きました。
我が家の間取り図に記載されていたソファのサイズが、
新居に持ち込む予定のものとして担当営業に伝えていたサイズと異なっており、
図面のイメージとはまるでかけ離れていた、という出来事がありました。
こんな記事を書いていたにも関わらず、
同じようなミスをまたしてもしてしまったのでご紹介したいと思います。
事の発端
居室のドアの開き方を内開きから外開きに変更することで家具レイアウトの自由度が広がる場合がある、ということをこちらの記事でご紹介しました。
実際、我が家は主寝室のドアを外開きにしたことでベッドの設置位置に余裕がうまれました。
このとき、ドアや収納の建具と干渉しない部屋の内寸を担当に確認していました。
事実、主寝室のドアを外開きにすることで主寝室内にドアの開きしろを確保する必要がなくなったため、ベッドのレイアウトにある程度の自由が出来ました。
間取り図上でも、妻が要望していたクイーンサイズが収まっていたので妻はご満悦でした。
ところが、この間取り図に書かれたクイーンサイズのベッドにワナがありました…。
ベッドは入るけどベッドの種類には制約が掛かる
ベッドは新居引っ越し後に購入予定だったこともあり、
「クイーンサイズのベッドを置きたい」とだけ担当営業に伝えており、
具体的な商品の種類については伝えていませんでした。
ある日、妻の姉さん宅から不要になったクイーンサイズのベッドを頂けることになったのですが、
念のためサイズ確認のため寸法を測って間取り図に当てはめた際、問題が発覚しました。
主寝室の内寸幅が2620mmであるのに対して、
・ヘーベルハウスが作成した間取り図に記載されていたベッドの長さは2000mm
・義姉さんから譲り受けるベッドの長さは2220mm
と、サイズに大きくズレがありました…。
上記の図にも記載している通り、ベッド前の壁には壁掛けテレビを設置する予定ですが、
壁掛け金具とTVの厚みで約200mmは必要です。
つまり、義姉さんから頂けるベッドを設置した場合、
ベッド前の通路幅は2620mm – 2220mm – 200mmの200mmとなってしまいます。
かなり厳しい狭さです・・・。
ヘーベルハウスの図面に記載されていたベッドは、
以下のような枕元に何もないタイプのシンプルなベッドのことを指していたようです。
しかし、妻の中にはベッドタイプには確固たるこだわりがありました。
こちらの商品のような、枕元に簡単な収納やコンセントがあるタイプであることが絶対条件だと…。
当然、枕元に収納があるということはベッドが長くなるため、通路を圧迫することになります。
ベッドのレイアウトでカバーする
このままでは主寝室が非常に使い辛くなってしまうため、回避策の検討が必要です。
この場合、一番に思いつくのはベッド向きの変更でしょう。
ここで問題となるのがテレビの位置です。
超絶テレビっ子である妻にとっては死活問題であるらしく、
ベッドの向きを変更する場合はテレビの位置も変更してほしいという要望を受けます。
残念ながら主寝室にテレビを置くスペースは無いので、
移動先でも壁掛けを検討する必要があります。
テレビの壁掛けを検討するということは、
自動的に壁の下地補強とコンセント、テレビアンテナ線も併せて検討する必要があります。
とはいえ壁下地補強はともかく、
コンセントとテレビアンテナの壁面配置は隠蔽しないと非常にダサくなってしまいます。
使用しない場合にどのような方法で隠すのかまで事前に考えておく必要がありそうです。
主寝室にはベビーベッドも置いちゃうのが理想だった
現在検討中のお家が引き渡される頃、
順調に進めば現在妊娠中の赤ちゃんは生後半年くらいになります。
待望の第一子ということもあり子育ての大変さは理解できていない部分はありますが、
夫婦のベッドに並んでベビーベッドを置いて家族3人で寝たいなぁと考えていました。
しかし、夫婦のベッドの向きを変更してしまうとベビーベッドは主寝室には絶対に入らないので、また別の方法を考える必要があります。
間取りの検討当初は、
「主寝室なんか寝るだけだし、ゴロゴロしながらテレビが見られれば良いや」くらいにしか考えていませんでしたが、こうなってくると「もっと大きい方が良かったなぁ」といった欲が出てきてしまいます。
まとめ
我が家の家具レイアウトの失敗談をご紹介しました。
(まだ検討中だからギリギリセーフなのか…?)
僕自身、間取り図は何時間も見て考えてを繰り返しているつもりですが、
未だに様々な問題点が発覚します。
本件は結局どのような解決策を取るのか結論は出ていませんが、
おそらく後々に融通がききやすいように家に対する下準備だけしておくような形にはなると思います。
実際にお家が建った後、
改めてどのような感じになったのかご紹介できればなぁと思っています。
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