我が家の建築レポート 第5弾!
今回は建築作業ラストスパートとなる建具の取り付けや壁紙貼り、ヘーベルハウスで工事を依頼していた外構工事についてレポートしていきます。
建具や壁紙が取り付けられると、屋内の工事はほぼ完了。
外装の施工も終わると囲われていた足場も外れて、我が家が遂にその姿を表します。
今回も写真多めに我が家の建築の様子をご紹介したいと思います。
それでは早速見ていきましょう!
内部建具の取り付け(収納戸・屋内ドア)
石膏ボードを貼り終えると、壁紙貼りに先駆けて内部建具が設置されていきます。
ここからはお家の表面(見える)部分となるので、
施工中・施工後に傷が付かないように厳重に養生されています。
この段階では住宅設備(システムキッチンやトイレ等)などの大物がまだ設置されておらず、
これから運び込まれるということもあり、建具の角の部分には特に分厚く養生されています。
キッチンパネル部が既に施工されていますが、
シンクやコンロ、換気扇、カップボード等はこの段階ではまだ取り付けられていません。
この辺りの設備の取り付けが行われるのは、壁紙貼りも終えた後の最後の行程なのだそうです。
クローゼット等の収納戸もこの段階で取り付けられます。
この時点で収納戸はしっかりレールに乗っており、開け閉めをすることも出来るのですが、
不意に動かすと養生のテープやナイロンがビリビリッと剥がれたり破れたりするので注意しましょう。
(僕は何も言わずに動かして養生を剥がしてしまい、現場監督の方に謝りました笑)
階段についても一段一段、しっかり養生されています。
「地球にやさしい再生紙使用」と記載はされていますが、
ここまでしっかり養生されているのを見ると、あまり地球には優しくないような気もしてしまいますね。
と言いつつ、引き渡し時に汚れていたら文句を言ってしまうので、自分で書きつつも「どっちやねん!」という感じですが…(笑)
壁紙(クロス)の施工
なんとなく壁紙って石膏ボードの上から”べたーっ”っと貼っているのかと思っていましたが、
どうやら美しく仕上げるためには下地処理をしっかり行う必要があるようです。
石膏ボードを固定しているビス穴、石膏ボードの継ぎ目など、
表面が凹になっている部分に対してパテ埋めを行い、平らにしてから壁紙貼りを行うようです。
DIYでモノ作りをしている”表面の下地処理”って欠かせない作業なんですが、
個人的には地味で大変で非常にめんどくさいのですが、仕上がりの美しさには直結するという悪魔の作業なんです。
実際にこのパテ埋めの作業現場を見たわけではありませんが、
一言で簡単に“パテ埋め”と言っても、小さいビス穴1つ逃さずパテをしっかり押し込み、
パテって大体乾くと少し縮んだりするものなのでさらに上塗りして、また乾かし…
乾かしたら今度はパテ埋めしていない部分を含めて平らになるように表面を削って…
という、工程が詰まっています。
しかもこれを全ての部屋に、となると、
「僕自身が”下地処理”という作業が特に嫌いだから」というのもあると思いますが、
途方もない作業であり、これを実施頂いた職人さんには頭が上がりません…。
下地処理が完了すると、実際の壁紙貼りの工程に入っていきます。
これまた実際の作業風景を見学することは出来ませんでしたが、
上記のような壁紙への糊付け機を通しながら壁に貼り付けていくようです。
お家が完成すると壁紙の“境目”ってあまり気にならないですが、
壁紙の製品自体は一定の幅で製造されているおり、テキトーに貼り付けていくと境目で模様が揃わなくなり、非常に不格好なものになります。
そのため、施工する際には模様がズレたりしないように細心の注意を払いながら貼られていきます。
素人からすれば「当たり前のこと」かもしれませんが、
実際にやるとなるとこれも結構大変な作業のように感じます。
上記が壁紙が貼られた後の屋内の様子です。
石膏ボードも壁紙で覆われてるといよいよ「お家」という感じがしますね。
壁に穴が開いている部分は、これから換気扇やコンセントが取り付けられる場所です。
この辺の設備取付後、養生解除されれば完成です。
↓ 我が家の壁紙選びについては以下の記事からご覧ください ↓
屋外設備(ソーラーパネル等)とHM依頼の外構工事
我が家は屋上にソーラーパネルを取り付けました。
屋上への階段は無いため、基本的には工事中の足場で上がることしか出来ません。
ところが、足場の階段を通って屋上へ行くことは施主の見学であっても基本的にはNGということなので現場監督にスマホを預けて写真を撮ってきてもらいました。
(残念ですが安全管理上、仕方が無いですね^^;)
屋根の面積がおよそ57㎡に対し、ソーラーパネルの搭載容量は4.8kW程度なので、
「めいいっぱい載せました!」という感じではありません。
(”ソーラーパネルいっぱい載せましょう!”的なHMであれば2倍くらいはいけると思います)
ですが、私自身の個人的な感想は「お、結構載ってんな!」みたいな感じでした(笑)
屋外設備はソーラーパネルの他にもたくさん種類はありますが、
これらの設備の取り付けが完了すると足場が解体されます。
外壁などは足場が組まれているときからすき間を覗いて確認してましたが、
足場が取れることで離れた場所から俯瞰することができ、ようやく我が家の全貌が明らかになりました。
足場が取れたのは着工から77日目で、工事全体の8割程度のタイミングでした。
現場監督によれば「資材発注のところで発生したちょっとしたトラブルにより、いつもよりは少し遅くなってしまった」とのことで、普段はもう少し早いタイミングだそうです。
とはいえ、現場監督を含め職人さんによるご尽力と臨機応変な対応により、納期への影響はなく何も問題はありません。
足場が解体されると外構工事に入っていきます。
詳しくはまた別記事での紹介を予定していますが、
ヘーベルハウスへの外構工事は機能門柱の設置のみの依頼ということもあり、お見せできるのは上記の写真のみになります。
我が家の門柱は、
ヘーベルハウスの公式キャラクターであるラムくんとヘーベルくんをあしらった”ヘーベルハウスらしさ”全開のデザインです。
ネットで検索するとタイルに可愛く刻印している施主の皆様をお見掛けするのですが、
“他人とはちょっと違ったことをしたいバカ施主”代表の僕は表札のガラスに刻印するという暴挙に出ました(笑)
実はまだこれも完成までにはもう一工夫あるのですが、
これまた完成後のWeb内覧会をお楽しみにお待ちください!
まとめ
本記事でご紹介した工事は、着工後60日目~85日目辺りの工事でした。
完成するお家の表面部分の工事ということもあり、
細心の注意を払いながら作業してくださっている職人の方々には敬意を表します。
(もちろん基礎や躯体など見えない部分を担当くださった職人の方々に対してもです)
この後はシステムキッチン等、住宅設備の取り付けと、工事業者&ヘーベルハウス&施主の3者による完成後の確認が行われて完成・引き渡しという流れとなります。
住宅設備の取り付けについては、完成後のWeb内覧会で公開予定なので割愛予定、
次回は工事中に発覚した施工ミスと図面の改善提案、完成後の検査についての記事を予定しています。
長かったお家作りもようやく終わりが見え、
問題無く終えられそうで胸をほっとなでおろす一方で、終わってしまうもの悲しさも抱くような不思議な気持ちだったことを覚えています。
次回、建築工事編 最終話。お楽しみに~!
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