前回、無事に地鎮祭を終え、その翌日から我が家は着工を迎えました。
軽量鉄骨仕様の2階建て、延べ床面積30坪程度の小さなお家なので、
ヘーベルハウスの神髄が発揮されるものではありませんが、
「家ってこんな風に出来上がるんだなぁ~」というのをお楽しみいただければと思います。
過去の記事には我が家の間取りやインテリア等を検討したものもありますので、
そちらをご覧になられてからだとよりお楽しみいただけるかもしれません。
それではいってみましょう~!
基礎工事
あらかじめ担当営業からも連絡を頂いていた通り、
地鎮祭の翌日から早速、我が家の建設工事が開始されました。
まず初めに行われるのが基礎の工事です。
お家のサイズにもよるため一概には言えませんが、我が家の基礎工事はおおよそ20日間程度で行われました。
基礎の施工が行われる部分を掘り下げています。
地盤補強の工事が行われる場合は、
地中深くに対してそれぞれの地盤に適した補強工事が行われますが、幸い我が家の土地は比較的強固な地盤だったため、このまま次の工程に進みます。(これは本当に助かりました…)
工事開始2日後の夜には既に基礎の枠組みが組まれていました。
仕事終わりに撮影したため見難い写真となってしまいましたが、この基礎枠の中にはヘーベルハウスの基礎配筋が入っていたハズです。(出来ればちゃんと見てみたかった…)
週末明けの工事開始6日目には基礎枠に生コンが流し込まれました。
約1週間の硬化期間を経て基礎枠組みが解体されます。
僕自身も職人さんに教えて頂くまで気が付かなかったのですが、基礎コンクリートには基礎自体の保護や露出部分の化粧等を目的に塗装が行われるそうです。
その後、基礎内の埋め戻しが行われます。
土間部分関しては地面内にスタイロフォームという断熱材が埋められているようですが、何故かは分かりません…。(ごめんなさい)
基礎工事が完了した時点でヘーベルハウスでの検査と第三者機関による検査(我が家は西日本住宅評価センター)が行われた後に基礎工事完了となります。
躯体工事
着工開始20日目より鉄骨の躯体工事が開始しました。
クレーンを使っての作業は4日間行われました。
いわゆる”上棟”のタイミングで非常に見どころではあるのですが、
普段は普段在宅勤務の僕の仕事がやたらと忙しく、前2日間は出社するハメに…。
おかげで僕は1度も”空飛ぶ○○”というものをお目にかかることが出来ませんでした。
というわけで、妻が撮ってくれた写真をメインにご紹介します。
ちなみに、一般的な木造のお家では”上棟”が行われる日に上棟式が執り行われますが、
鉄骨造の場合、厳密には“上棟”という工程は無いらしく、
また、ヘーベルハウスの場合はこの工程が終わっても屋根の防水工事が完了するまでは雨漏りする状態となるため、上棟のお守りを設置するのはまだ後とのことでした。
躯体工事当日は幸運にも天気に恵まれ、
トラックとクレーンで次々と建材が運び込まれては組み立てられていきます。
基礎の段階のときはまだあまり実感はなかったのですが、
柱が建ち、徐々に建物の形になってくると「ここに我が家が建つんだな~」と一気に実感が湧いてきます。
上記の画像では少し見難いのですが、よく見るとこの段階で窓が既に付いています。
間取りの打ち合わせをしているとき、
「注文住宅なのに窓を取り付ける高さにやたらと制約が多いなぁ」と思っていたのですが、
どうやら窓枠自体が躯体の鉄骨に既に組み込まれた規格になっているのかと妙に納得しました。
3日目のお昼どきには家の形は完全に出来上がっていました。
この数日間は職人さんの人数が少し多いとはいえ、この作業スピードには驚かされます。
この日はクレーンによる作業が無かったこともあり(行ったタイミングが良かっただけ?)、
工事中の建物の中も見せて頂けました。
我が家はヘーベルハウスの中でも”軽量鉄骨仕様”なので、
「SeiRReS(サイレス)」というオイルダンパー式の制振装置ではなく、
「ハイパワードクロス」と呼ばれる筋交い状の制震フレームによるによる地震対策が施されています。
筋交いが入るという構造上、重量鉄骨仕様と比べると大空間・大開口が取りにくいといったデメリットがありますが、我が家の土地と建物のサイズではこれで十分でした(笑)
僕は建築のことは全然分かりませんが、
「鉄骨の重厚感と朱色の麗しさがカッコイイな~」と僕みたいなベーベルバカは思うわけです。
4日目に入ると全てのヘーベル板の取り付けが完了していました。
2階手前部分が大きく空いていますが、ここにはルーバースクリーンが取り付けられる予定です。
全てのヘーベル板が取り付けられた後、周りの足場を完全に組み上げて垂れ幕が降ろされました。
これが着工から24日目になります。
たった3週間半でこれだけのものが出来上がるというのはまさに圧巻の一言です。
まとめ
着工から躯体工事が完了して垂れ幕が降ろされるまでの経過をご紹介しました。
計画から約1年間にわたって打ち合わせをしてきたお家が形になっていくその姿は本当に感慨深いものがあります。
僕たちは以前から住んでいる賃貸から新居の工事現場まで徒歩5分という位置関係だったので、
足繁く通っていましたが、毎日目まぐるしく姿を変えていくのでとても楽しかったです。
今後もしばらくはお家の建築過程をレポートしていきたいと思っています。
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